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連載記事
北九州 あの日あの頃

タイトル 父の出征前に撮影した家族写真
エピソード11
投稿者 大神克洋さん(80歳)
私は太平洋戦争が勃発した翌々日に生まれました。昭和17年、父は徴兵検査で甲種合格となり、即入営。お国のためにニューギニア戦線に出兵しましたが、マラニアにかかってしまい、一時帰国。その後、再度満州へ出兵。厳寒の中、肩に銃弾を受け重体の状態で帰国しました。上の写真は、小倉北区北方にあった陸軍病院に入院中の父を見舞った際のものです。
上の大きな家族写真の中で、祖母に抱かれているのが私で、後ろに軍服姿で立っているのが父です。父は終戦後、国鉄に勤めていましたが、銃弾を受けた傷が原因となり、55歳の若さで亡くなりました。そのため、父との思い出は残念案がらほとんど残っていません。
戦争ほど残酷で悲惨なものはありません。現在、ウクライナとロシアの戦争が勃発していますが、戦争が原因で大切な家族を失った者として、戦争のない世界であってほしいと願うばかりです。
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懐かしい思い出の写真を募集しています。昔の風景・学校生活・家族・仲間...。どんなお写真でも構いません。ご提供頂いたお写真は編集部でデータ化したのち、責任を持って返却致します。
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タイトル みんな貧しかった
エピソード1

タイトル わがふるさとの街
エピソード3

タイトル 修学旅行
エピソード5

タイトル ハッシャ-オーライ
エピソード7

タイトル わくわくした修学旅行
エピソード9

タイトル 幸せの礎は平和
エピソード2

タイトル 卒業証書無き卒業生
エピソード4

タイトル 父出征前の家族写真
エピソード6

タイトル 忘れられない飴の味
エピソード8

タイトル 同級生と集まった新成人の夕べ
エピソード10
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