11/12月号  お題「物忘れ」

 105作品をご投稿頂きました。

金賞

食事会奥歯を忘れて前歯噛み

(小倉南区 佐島和子 83歳)

銀賞

スーパーにメモしたはずのメモ忘れ

(八幡西区 新谷好美 77歳)  

孫の名が三日がかりで現われる

鍵なくすやかましい程鈴つける

(八幡東区 亀谷卓二 85歳)

( 戸畑区 馬場恵美子 90歳)

さくら賞

何が要る早く閉めよと冷蔵庫    (八幡西区 松本正敏 73歳)

旅に出て俳句を詠むこと遊ぶこと  (田川市 原田祥二郎 78歳)

習い事次は忘れて最初から     (小倉北区 田島沙和 63歳)

「さくら」出す文字を忘れてひらがなで (八幡西区 亀川信江 78歳)

ぶが悪く忘れたふりする年の功  (若松区 溝邊マツ枝 77歳)

お薬は真に悪いと忘れない       (戸畑区 木戸達夫 78歳)

風呂上り素ッピン妻に「君の名は」   (小倉南区 森原隆明 90歳)

呆けてない物忘れだと言い訳し     (戸畑区 高倉千枝子 65歳)

トイレに座ると早く思ひだし     (戸畑区 溝口祝子 92歳)

老い二人あのそのあれで通じ合い    (八幡東区 石橋勝郎 77歳)

食べたのを忘れぬうちは大丈夫    (八幡西区 亀川致洋 77歳)

寅さんの笑いがほしいこの日本        (八幡東区 荒木節雄 82歳)

物忘れ自じ ね然ん に委ねて楽しもう  (八幡東区 神力フミ子 79歳)

その他のご応募

隠密のカラオケ屋十八番どわすれし

習い事帰り道道わすれゆく

Gゴルフ打った回数すぐ忘れ  (門司区 大石和光 77歳)

 

メモ書きが鍵と一緒に家路つき

あれ買った聞かれメモ出しあっごめん (八幡東区 塚本成範 85歳)

名前出ずほらあれそれと言われても

記念日は忘れた許した夫婦歴  (八幡西区 松本正敏 73歳)

 

何をしに元に戻りてああと云う

物忘れ自然(じねん)に委ねて楽しもう

カレンダーが日程示してありがたい (八幡東区 神力フミ子 79歳)

 

あら此処に得したようでさんざいす

置忘れ他人を疑い後悔す   (八幡東区 亀谷安子 82歳)

 

ついに来た塩と砂糖を間違えた

転ばむよ過信がすぎて此の痛さ

書いたメモそれも忘れて書い忘れ  (戸畑区 馬場恵美子 90歳)

物忘れ年のせいだと勘違い  (若松区 中野峰子 83歳)

人の名が出て来ず上手につきあう日

物忘れと言いたくない今日この頃 (小倉北区 田島沙和 63歳)

 

少しずつ忘れるくらいちょうどいい

どうしても思い出せない君の名は

30年前なら思い出せるけど

忘れたい事をやっぱり思い出す

60代あれこれそれで通じます (戸畑区 永松文子 63歳)

 

物忘れ笑ってごまかす年のせい

メモを見て買い物終り忘れあり (八幡西区 亀川信江 78歳)

 

忘れると書いたメモさえ探してる

物忘れしても迷みは忘れない   (小倉北区 坂元弓子 73歳)

 

家を出てああ忘れたメモのかみ

お仏壇の前通り過ぎあら何だったけ

忘れもの風が助けてくれそうな

女は歳をひっくり返して放浪記   (戸畑区 溝口祝子 92歳)

 

安部マスクたて横サイズ直したい

十万円エンマ様に之袖の下     (門司区 三木智江子 94歳)

 

あれ何をしにきたんだがふえていき

誰もがあるあると言う安心す   (若松区 溝邊マツ枝 77歳)

もの忘れ妻が優しく背中押す  

妻と居るあれほれそれで食い違い 

忘れてる何をするのか立ったまま  (八幡東区 日笠雅典 83歳)

 

走り出し気になり戻るガス・レンジ

記念日を忘れてご帰還午前様

記憶ないこれは意図的物忘れ

忘れたがゆるされる歳80から?  (戸畑区 木戸達夫 78歳)

 

物忘れ元居た場所で思い出す

物忘れ思い出す迄落ち着かぬ

物忘れ分かっているが出ぬ言葉

あれやその推測し合う老父婦    (若松区 村上由美子 69歳)

 

物忘れ思い出すまで根気良く

こよみ消す中止になったイベントを

バックには忘れずマスク先に入れ  (八幡東区 佐野あさ子 85歳)

 

もの忘れ防止の本を探してる

当たりくじ大事にしまい見つからぬ

うっかりと物忘れの差紙一重

置き忘れ眼鏡よ返事しておくれ   (戸畑区 高倉千枝子 65歳)

 

悪い事不運なことはすぐ忘れ

認知症いやいやただの物忘れ

物忘れいやいやただの勘違い

高齢ですど忘れしても責めないで

物忘れ夫婦互いに助け合い

物忘れ妻に聞いたら直ぐ分り

物忘れ増えればやがて健忘症

物忘れ年のせいよと冷やかされ  

物忘れ年を取ったと自覚する    (田川市 原田祥二郎 78歳)

 

物忘れ意識の糸がゆるゆるに

物忘れ茗荷のせいに生きている   (八幡東区 荒木節雄 83歳)

 

物忘れ防止に脳トレ川柳を

忘れんと大事なメモを見失い

物忘れ優しく指南老い二人

「あれがほれ」都合に合わせ使い分け

にっこりと笑顔で語る名前ねー

物忘れ認知症のせいにする     (小倉南区 佐島和子 83歳)

 

かぎをかけマスク忘れて後戻り

その言葉終った後に思い出す

物忘れ予防にパズル脳活す     (若松区 桜木繁子 73歳)

 

物忘れ「いい歳」イイネ逆らわず

父と息子が笑った仲の物忘れ    (八幡東区 上田強 92歳)

 

物忘れ年相応と皆んな言う

家内よりちょっとましかな俺の方

女房と夜一時間脳トレし      (八幡西区 亀川致洋 77歳)

 

友の顔頭の上に名前出ず

おたがい様喧嘩の元は物忘れ

物忘れ認知症の始まりか     (八幡西区 新谷好美 77歳)

お互いにどなたですかと言わぬよに

前置きが長く言いたいこと忘れ

携帯があんなところで泣いている (戸畑区 半田絹枝 88歳)

 

卒寿母5年ぶりでも子を覚え

何食べたことより食べた記憶持ち

老夫婦互いを笑う物忘れ     (小倉南区 高野郁子 75歳)

物忘れ触れぬ夫婦の思い遣り 

冷奴を物忘れして湯豆腐に    (八幡東区 亀谷卓二 85歳)

金賞の方に佃煮「きみしゃんいりこ」を進呈いたします。

お題「 片付け 」

さくら川柳 次号の募集 

締切:11月20日

​一般社団法人 北九州シニア応援団

〒802-0979 北九州市小倉南区徳力新町 1-13-30

お問合わせ

093-965-6080

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