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5/7月号  お題「桜」

 79作品をご投稿頂きました。

金賞

 

桜見に戦争やめて来ませんか

(八幡西区 児玉治代 80歳)

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銀賞

花芽たちみんな揃って空仰ぐ 

(八幡東区 細井千代子 72歳)

散るも良い川面満開花いかだ

(戸畑区 高倉千枝子 66歳)

爺ちゃんの「おはこ」が軍歌花の下

( 戸畑区 溝口祝子 93歳)

さくら賞

舞う桜母と歩けるその日待つ    (小倉南区 谷田悦子 72歳)

骨壷を桜模様で準備すみ          (若松区 溝邉マツ枝 78歳)

花吹雪世界中に撒いとくれ      (八幡東区 神力フミ子 81歳)

憶い出の校舎の庭に桜咲き    (八幡東区 白石タツ子)

川柳に「さくら」の「桜」知恵絞る   (八幡西区 新谷好美 79歳)

耐えて咲き散りて名残の花箋 (八幡東区 荒木節雄 84歳)

御座橋桜並木や水に映ゆ    (小倉南区 佐島和子 84歳)

リモートで同期の桜肩組めず     (戸畑区 木戸達夫 79歳)

茣蓙敷いて祖母と遊んだ桜花の下 (八幡東区 亀谷安子 84歳)

花踊る紅をさしたくなるような        (小倉北区 菊田美智子 84歳)

花吹雪猪口に浮いたる一、二片      (八幡西区 中西余人 80歳)

その他の優秀作品

見上げてる孫もほんのり桜色

なつかしき吉野の桜まだですか

いつも見る山に桜見つけたり 

桜の花びらうらないしたよその昔 (小倉南区 谷田悦子 72歳)

 

今生の別桜を病む君と見

桜もち美しい店は健在か

咲くも散るも感激される桜なり

温暖化入学式に桜なく (若松区 溝邉マツ枝 78歳)

 

敷きつめた花のじゅうたん踏めずいる

花むしろふむにふまれぬ遠回り

花吹雪黒の愛車はピンクカー

窓開ける桜吹雪のお客様

散り急ぐさくらに戦時しのばれる (戸畑区 馬場恵美子 91歳)

満開の桜吹雪に老い忘れ

 

桜通り歩けば楽し老いの身も (八幡東区 白石タツ子)

 

桜餅手にして母の温り思い出す

夜桜見酔った振りして腕を組む (門司区 宇山睦子 75歳)

 

繰り返しないのは命咲く桜

精一杯春を彩る桜かな

女房と桜吹雪を浴び散歩

マラソンで桜並木を駆けにけり

散る桜命もいずれ散る定め   (田川市 原田祥二郎 80歳)

 

最盛期過ぎた私は姥桜

若い時さくらのバイトやりました (八幡西区 児玉治代 80歳)

 

場所とれて隣の人と乾杯を

桜咲き淡いウス地の服を出す

梅園で桜のつぼみもう春だ

駅近い桜は遠いまっいいか   (八幡東区 山下孝利 87歳)

 

酒一本一本だけの花見かな

靖国や花満開の親孝行    (若松区 嶋井昭和 七七歳)

 

桜見る人は優しい顔になり

怒りつつ桜を見てる酔っ払い

おみやげはやはり手が出る桜餅  (小倉南区 髙野郁子 76歳)

 

まだ固し花芽くすぐる春一番

私もねこれからなのヨ3分咲き

満開の桜を愛でるアタシ旬!

そろそろネもういいかいと散り始め

おぼろ月ワルツを踊る花ふぶき

勢いは葉桜ごとき我想い

葉桜は毛虫を育て蝶にする   (八幡東区 細井千代子 72歳)

 

さくらさくと喜んだ子が親になる

前線と同じ早さでかけあがる

コロナ禍も桜の便り飛んでくる

桜と城変ってないかふる里は   (八幡西区 亀川致洋 78歳)

 

花冷えに母と作りし桜餅

コロナ禍で今年もダメかと花見酒

ランドセル桜のトンネル一年生

山並みの白く見えるは山桜

春が来た桜と菜花川の縁

桜舞う昔を偲び涙する

嬉さをランドセル詰枕元

満開のピンクをバックにシャッター押す (八幡西区 新谷好美 79歳)

 

花見なら喋りたいよね思いっきり

花咲けど酔うに酔えない曇り空

花吹雪世界中に撒いとくれ   (八幡東区 神力フミ子 81歳)

 

八十歳妻は優しい姥桜

散歩道「同期の桜」口ずさみ

花見酒下戸も負けずに桜餅

満開の桜見上げて目を回す   (八幡東区 日笠雅典 85歳)

 

しわの手にのせてはなやぐ八重桜

花見席ねだる涙目猫の妻

みなやさし杖つき見上げ桜花

桜見に桜の柄の母の帯   (八幡東区 橘タカ子 81歳)

 

亡き姑といっしょに愛でし妙見宮の桜

慈雨ふりて卒業式に河津桜咲き  (小倉南区 岩本万知子 81歳)

 

無口だが古木の桜手を合す

花咲けどマスクで人は通りぬけ

老の春ゆっくり歩こう花の道   (戸畑区 溝口祝子 93歳)

 

若者はお花見るより酒が好き

満開の桜に雪がいたずらし

今年もまた車窓からの花見かな (戸畑区 高倉千枝子 66歳)

祖父母より背のランドセルは桜色

白寿にて桜衣まとい舞い納め (八幡東区 亀谷安子 84歳)

 

花の下鼻の下にも紅をさし

花吹雪うすき白髪に舞いおちる

世の中の憂いも知らず桜さく

さくらだけ今年も変わらぬままに咲く

小春空さくら並木に菜の花コラボ  (小倉北区 菊田美智子 84歳)

 

自粛などどこ吹く風と桜咲く

花筏乗ってみたいと夢の中

サクラサクその一言を待っていた  (八幡西区 中西余人 80歳)

「さくら咲く」に万歳声受験生

あんぱんのへそにのせたるさくら漬け (門司区 宮川一恵 89歳)

 

我名字気にいっている桜の字

飲めぬ酒ほんの少しで桜色  (若松区 桜木繁子 74歳)

 

ランドセル重たき背に花吹雪 (八幡東区 荒木節雄 84歳)

貫川の桜並木の干潟まで

枝だれ咲き妙見神社八分咲き 

濃いピンク神代曙満開に  (小倉南区 佐島和子 84歳)

 

温暖化桜開花で実感す

掲示見て瞳潤ますサクラサク

早く咲け早く散るなは欲深い

コロナゆえ宴無し桜の美しく

コロナ明けやるぞ玉杯に花浮かべ (八幡東区 石橋勝郎 79歳)

 

義理チョコをまともにうけて桜咲く

御獄海に掴まれにやり桜鯛

見飽きない孫の寝顔と咲く桜

庭盆栽桜が咲いて身向かわず (八幡東区 亀谷卓二 87歳)

 

ランドセル花びら乗せて式中止

庭園の桜に声なしクラスター

オンライン一枠桜の入社式

酒持ってなにがなんでも花見かな (戸畑区 木戸達夫 79歳)

 

花見宴今年も出来ず一人酒

「花咲く」電報廃れ今メール

温暖化入学式は桜散り

誌面上桜の名所旅をする    (若松区 村上由美子 71歳)

さくら川柳 次号の募集 

お題「 光る 」

締切:5月20日

金賞の方に大人気の「大高酵素のど飴を進呈いたします。