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9/10月号  お題「夏

 102作品をご投稿頂きました。

金賞

夏空に日傘かざして墓まいり

(八幡東区 藤井克枝 66歳)

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銀賞

盆踊り先祖に届けひと踊り

(八幡西区 新谷好美 81歳)

童心にもどる夏ならすいか割り

(小倉南区 谷田悦子 74歳)

愛犬もエアコンの部屋出ていかず

(若松区 桜木繁子 76歳)

不景気で我が家の花火湿りがち     (戸畑区 高倉千枝子 69歳)

さくら賞

夏来ると冬がいいよと並みの声    (八幡東区 亀谷卓二 89歳)

喜寿超えて夏は避暑地でハンモック    (若松区 尾上好江 81歳)

朝顔を窓にはわせて夏涼し  (八幡西区 亀川致洋 80歳)

耳すまし蝉と風鈴コラボかな     (門司区 中西末子 75歳)

夏こそはマイナスイオン浴びに滝    (田川市 原田祥二郎 82歳)

孫帰りゆっくり休む夏休み    (戸畑区 野田剛弘 86歳)

一杯のおいしい水で夏を知る     (香春町 秋元定憲 85歳)

打ち水に道行く人は頭下げ  (若松区 前田利久 78歳)

猛暑日に流石の藪蚊影潜め     (戸畑区 木戸達夫 81歳)

夏祭り下駄の音まで踊り出す    (小倉北区 長田正義 90歳)

​投稿一覧

溝邉 マツ枝 81歳 若松区

・午前四時 眠り破りて 蝉の声

・心ちよい 風鈴の音の 昼寝時

・球児たちの 熱戦老いの 血もえたつ

 

野田 圓子 82歳 戸畑区

・百五才 手あげ花火 見た義母(はは)偲び

・夏草刈り 一息木陰 御陰様

・姉に問う 夏の日の恋 もう聴いた?

 

藤井 勝昭 82歳 八幡東区

・失敗が 言い訳出来る 夏のボケ

・老人会 暑さ対策 夏季講習

・夏ボケか 薬飲んだか ロダン像

 

藤井 克枝 66歳 八幡東区

・浴衣着て 夏のバイトは お岩さん

・夏空に 日傘かざして 墓まいり

・孫の世話 早く終わって 夏休み

 

木戸 達夫 81歳 戸畑区

・猛暑日に 流石の藪蚊 影潜め

・天気図の 日本列島 真っ赤っか

・省エネ? 畑で煮える 夏野菜

 

土井 忠利 85歳 小倉南区

・夏が来て 79年前の 八幡かな

 

野田 剛弘 86歳 戸畑区

・節電に 風を通して 蚊は我慢

・孫帰り ゆっくり休む 夏休み

・カキ氷 彼女と二人 蜜の味

 

村上 由美子 73歳 若松区

・花火買い 孫来る日待つ ジジとババ

・真夏日に 秋の旅行の 案を練る

・夏休み 子供は元気 母疲れ

 

新谷 好美 81歳 八幡西区

・風鈴と 線香花火 縁側で

・盆踊り 先祖に届け ひと踊り

・熱中症 クーラーの下で 予防する

桜木 繁子 76歳 若松区

・ゆかた着て 友とおどった 盆踊り

・我家(いえ)の 二階より見える 大花火

・愛犬も エアコンの部屋 出ていかず

 

前田 和幸 73歳 若松区

・よし今日は うなぎを食うぞ 帰途急ぐ

・三段腹 孫にせがまれ 水着着る

・暑気払い 旦那の手伝い 冷そうめん

 

亀川 致洋 80歳 八幡西区

・暑い夏 体温つられ 高くなり

・朝顔を 窓にはわせて 夏涼し

・広島と 長崎の夏 忘れない

 

荒木 節雄 87歳 八幡東区

・親子して 揃いの浴衣 夏祭り

・夏男 強がり言って 鰻食う

・夏祭り 妻後家にする のぼせもん

 

山下 孝利 89歳 八幡東区

・夏の富士 雪渓と星 ご来迎

・きらきらと 滝のしぶきで 汗がとぶ

・呼んでいる 氷ののれん ゆれている

 

菊田 美智子 87歳 小倉北区

・夏祭り ヨイトサの声に 足袋おどる

・山笠の 提灯の灯や 空に舞う

・神殿に おさめし神輿 笛の音 (戸畑祇園)

 

田島 沙和 66歳 小倉北区

・かき氷 色も鮮やか 令和の乱

・うち水や 玄関前に 癒される

・ところ天 ツルンと入る いくらでも

 

谷田 悦子 74歳 小倉南区

・朝顔の すだれの用意 夏を待つ

・童心に もどる夏なら すいか割り

・夏祭り 夜店に金魚 リンゴあめ

 

 

 

橘 タカ子 83歳 八幡東区

・夏の猫 舌は水面に 輪をつくり

・夏祭り 頬っぺプックリ 鬼灯(ほおづき)を

・脳の皴(しわ) 夏は朝から 伸びきった

 

細井 千代子 75歳 八幡東区

・夏来たら 食べたくなるよ かき氷

・夏と汗 仲良く並び 秋を待つ

・夏休み セミとりプール あと昼寝

 

葉石 孝子 76歳 若松区

・かき氷 夜空に花火 涼み台

・暑いなー 蝉の鳴き声 はずむ声

・汗かいて 冷房きかせ ラーメンだ

 

秋元 定憲 85歳 田川郡香春町

・夏太り している我(われ)に 赤信号

・夏が来て 庭の草取り 進まない

・一杯の おいしい水で 夏を知る

 

原田 祥二郎 82歳 田川市

・紫陽花や 朝顔・向日葵 夏飾る

・夏こそは マイナスイオン 浴びに滝

・年取れど 夏山アタック 元気出し

 

長田 正義 90歳 小倉北区

・夏の夜を ちょうちん山が 天焦す

・夏バテで パパはソーメン ママうな重

・夏祭り 下駄の音まで 踊り出す

 

原田 順子 77歳 田川市

・暑い夏 水分補給で 日々暮らす

・風鈴を 軒に吊して 夏過ごす

・夏休み 孫が泊まりに 来て嬉し

 

前田 利久 78歳 若松区

・夏の友 残り三日も マイペース

・打ち水に 道行く人は 頭下げ

・かくれんぼ スイカの居場所 井戸の中

 

前田 久美子 71歳 若松区

・スイカ割り わざとはずした 父の居て

・夏祭り 赤き鼻緒の 切れた夜

・暑気払い 旦那の手作り 冷やソーメン

 

石橋 勝郎 81歳 八幡東区

・夏グルメ ビール枝豆 冷奴

・向日葵は下 園児は上見て 今日は

・少子化と コロナが止めた 夏祭り

・行水の後 首すじ曰く 天花粉

・今の児は 麦藁帽子 いりません

・この暑さ メーター気にせず 冷房を

 

三小田 功 86歳 小倉南区

・夏山は 過去となりける さくら会

・夏山は 青春キップ 友と行く

・夏来る 青春キップ 槍ヶ岳

 

亀谷卓二 89歳 八幡東区

・夏来ると 冬がいいよと 並みの声

・真夏日の 網戸つつぬけ 風まかせ

・いい時や いやな時ある 夏が来る

 

佐島和子 87歳 小倉南区

・夏祭り 燃えろ皆の 北九州。

・コロナ明け ラジオ体操 皆笑顔。

・出店出し フランクフルト 良く売れる。

 

高倉千枝子 69歳 戸畑区

・プール通い 日焼けの名ごり 顔のシミ

・舌の色 見せあい友と かき氷

・不景気で 我が家の花火 湿りがち

 

島田起代子 71歳 小倉南区

・春わずか 熱帯の梅雨 あけて夏

・会釈して 挨拶省き 「暑いわねえ〜」

・夏猛暑 酷暑に激暑 聞きたくない

 

中西末子 75歳 門司区

・竹つなぎ 流れるソーメン 箸踊る

・耳すまし 蝉と風鈴 コラボかな

・撥さばき 大人顔負け 4歳児

 

 

尾上好江 81歳 若松区

・日焼けして 夏の思い出 磯遊び

・喜寿超えて 夏は避暑地で ハンモック

・そうめん流し 夏も過ぎてく 虫の声

 

さくら川柳 次号の募集 

お題「  米 」

締切:9月20日

金賞の方に大人気の「大高酵素のど飴を進呈いたします。

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