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連載記事
北九州 あの日あの頃

エピソード20
タイトル 寿山小学校で二宮金次郎像を発見
投稿者 村上 誠さん(86歳)
昨年夏、寿山小学校の敷地内で長年忘れ去られていた二宮金次郎像が発見されました。この像は御影石でできており、木々に覆われた深い森の中に埋もれていたため、学校関係者もその存在を知らなかったといいます。発見のきっかけは、校舎前の茂った記念樹を整理した際に、偶然にもその中から像が現れたとのことでした。
二宮金次郎像は、戦前から多くの学校で「勤勉」「努力」「学問」の象徴として設置されてきました。しかし、第二次世界大戦中には青銅製の像が金属供出のために失われるケースが多く、現存するものは少なくなっています。寿山小学校の像は石造だったため、戦争の影響を免れた貴重なものでした。
二宮金次郎の教えが大切にされていた時代、彼の生涯を通じた努力と勤勉さ、そして自分だけでなく社会全体の発展を目指す姿勢は、子どもたちへの教育的メッセージとして受け継がれてきました。
今回の発見を機に、学校では像の周辺を整備し、子どもたちに親しまれる「教育の神様」として再びその役割を果たしています。長い時を経て発見された像は、地域の歴史を伝える存在として、今後も語り継がれることでしょう。
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